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海外旅行中の下痢

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予防に有効な薬はどれ?

乳酸菌整腸剤

 海外旅行などに行くと、日本人は下痢をよく起こしがち。

特に衛生的な環境が整っていない国や地域では、細菌などによる感染性の下痢を起こすことがあるので、「生水や火の通っていない食べ物は口にしない」「氷の入った飲み物は避ける」といった注意が必要だと、旅行医学を専門とする千駄ヶ谷インターナショナルクリニックの篠塚規院長は言います。

出典 http://

日本の食事は油分や脂肪分が少ないのですが、海外での食事はいずれの場所でも、日本よりも油分や脂肪分が多い食事になります。また、日本の水はほとんどがカルシウム・マグネシウムの含有量が少ない軟水です

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ヨーロッパや北米などの大陸系の国や地域は、カルシウム・マグネシウムを多く含む硬水が一般的です。

医療では酸化マグネシウムが下剤として使われているように、マグネシウムは下剤のような働きをすると考えられます。この日本人には慣れない油分の多い食事と硬水が相まって、数日もすると下痢を起こしやすくなるのです。

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プロバイオティクス(生きたまま腸に届いて増殖し、体に良い影響を及ぼす微生物)をとること、つまり乳酸菌整腸剤などで腸内の善玉菌を強化しておくことです。日本ではさまざまな乳酸菌整腸剤が市販されていますが、その中でも消化酵素剤の入ったものが、脂っこい食事対策には適しているそうです。

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「スポーツドリンクは電解質がとれる一方、糖分が多いため、私はあまりお勧めしていません。現地の空港の売店や薬局などで経口補水液(ORS)が入手できますし、インスタントの味噌汁やスープなどでも代用できます」(篠塚院長)

東南アジア、中南米、アフリカなどに行く場合は、感染症予防のためのワクチンを接種しておくことが大切です。また、高齢者で団体のツアーに参加する場合は、インフルエンザや肺炎予防のためのワクチンを接種しておくことも重要です。海外旅行時は環境の変化や移動などで体への負担がかかるため、インフルエンザや肺炎にかかりやすくなるうえに、誰か1人が発症すれば、集団感染するリスクがあるからです。

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渡航先で、これまで経験したことのない痛みを感じるなど、自分が緊急事態だと思えたときは救急(ER)と判断し、1秒でも早く、質の高い診療を受けられる専門病院へ行くことが大切です。多くの日本人は、クレジットカード会社や保険会社が提供する医療電話サービスを利用して、日本語が通じる医療機関を紹介してもらおうとしますが、緊急時にそんなことをしていれば、手遅れになってしまいます。

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日本語が通じる医療機関は、命に関わる恐れのない体調不良のときにかかるべきで、緊急時には宿泊先のホテルや現地の知り合いなどにアドバイスを求めて、あるいは救急車で1秒でも早く、専門病院を受診しましょう

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「海外旅行中に急病になったら? よくある間違いと対策」を参照してください

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